足育について考える

About foot training

心身の調和的発達を念頭に、独創的なメソッドにて体育指導を実施し、50年が過ぎました。
その過程の中、日々便利な道具が発案され、体育的な環境は整ってきています。
その反面、活動する当人の着装ついては変化していないのでは?ふとした疑問が浮かび上がり、
我々は足元に着目することにしました。
実際、現在の子ども達の保育や体育活動の様子から見ると、上靴自体の形状は昔とくらべ
変化が少ないことに気づきました。
また、普段の体育活動の様子から推察し、以下の項目が浮き彫りとなりました。

心身の調和的発達を念頭に、独創的なメソッドにて体育指導を実施し、50年が過ぎました。 その過程の中、日々便利な道具が発案され、体育的な環境は整ってきています。
その反面、活動する当人の着装ついては変化していないのでは?ふとした疑問が浮かび上がり、我々は足元に着目することにしました。

実際、現在の子ども達の保育や体育活動の様子から見ると、上靴自体の形状は昔とくらべ変化が少ないことに気づきました。

また、普段の体育活動の様子から推察し、以下の項目が浮き彫りとなりました。

サイズが合ってない為、脱げる
平坦な床で転ぶ
パタパタ大きな音を立てて走る
靴が滑っている
力強い蹴り足ができていない

以上の観点から、子ども達の運動に即したベストな
歩育シューズを提案し推進したいと思います。

幼稚園・保育園先生保護者
子供達の「声」から出た答

足の形状を考える

足に合わない靴を履き続けると、
指が曲がる『外反母趾』『内反小趾』、指が浮く『浮き足』などの症状が出る恐れがあります。足の変形や痛みに気づいてあげられるのは、保護者様だけです。

地面をつかむ指感覚をアップ

つま先の幅が広く、指が動きやすいシューズによって、 症状を解決するお手伝いをします。

身体面を考える

運動する足には体重の3倍以上もの衝撃がかかると言われています。この衝撃を繰りかえし受けることにより、足の裏やカカト、つま先、アキレス腱、スネ、腰への負担の増大は成長に支障をきたす原因となります。

クッション性と反発力をアップ

カップインソールとソールの形状の機能性によって、着地時における衝撃から足をまもることが大いに期待できます。

機能性を考える

ホールド感の少ない靴は、適切な力が足に伝わらず、運動能力の成長を著しく阻害されるといわれています。また、滑りやすい靴の使用は、転倒や衝突につながる原因となります。

足首のホールド感をアップ

検証動画を是非、ご覧ください。

POWER TO LIVE

足育に賛同します

  • こどもの成長にあった靴を履かせたい。

    S幼稚園保護者

  • 歩育シューズにおける足育は、園の教育感を高める学びとなります。

    M幼稚園園長

POWER TO LIVE

園児からの声

  • 1・とても軽い!

  • 2・なわとびがしやすい!

  • 3・すべらない!

  • 4・速く走れる!

子供の足について考える

こどもの足の成長について

Growth of children's feet

足には大小 28 個の骨、筋肉、靱帯、血管、神経等からできています。
足は長い年月を経てしっかりとした骨格が形成され、2歳半頃までは半年で約1cm成長し、それ以降は半年後 0.5cmずつ大きくなっていきます。
また、足の形は7歳までに決まるといわれ、足の成長が止まるのは女子13歳、男子15歳であり、骨が完成するのは平均18歳位になります。

足の障害について

Foot injury

【幼稚園児の足調べ】という調査の報告によると、293人中70%に「内反小趾」、47%に「浮き指」、4%が「外反母趾」
の症状が出ている事が調査でわかったというデータがあります。幼児の足の骨は未発達で軟骨が多いので、痛みを感じることが少なく、足に合わなくても履けてしまいます。その結果、足に 障害が起こってしまいます。したがって足に合った靴を選ぶことが大切です。

浮き指

立位時、地面に足の指が付かない状態。原因はサイズの合わない大きな靴を履き続ける為。正しく体を支える事ができないので、バランスが悪くなり、転倒の原因になります。また、運動能力の低下も浮き指が原因で起こる可能性が高まる。

外反母趾

親指が 15 度以上小指の方へ傾いてしまっている状態。原因はサイズの合わない小さい靴を履き続ける為。症状は指が曲がるだけでなく痛みを伴い、体に様々な不調を引き起こしてしまう。
例)めまい・頭痛・自律神経失調症・肩こり・腰痛

内反小趾

小指が親指方向に曲がってしまう状態。原因はサイズの合わない小さい靴を履き続ける為。症状は外反母趾と同様、靴の中で筋力のバランスが崩れてしまい、重心がずれる。放っておくと曲がるだけでなく痛みを伴い、巻爪や魚の目、関節炎など合併症を患う可能性が高まる。

正しい靴のサイズ選び

靴のサイズを測る際、靴の上から押してつま先に余裕があるか、かかとに指が1本はいれば適切だといった計り方をしている人もいます。靴は素材・形状によってさまざまであり、つま先を外側から押しても性格な足指の位置がわからないので適切なサイズの合わせ方は難しいようです。

『中敷き(インソール)』で計ろう!

靴から取り出した中敷きの上にお子さまを立たせて、かかとを合わせ、つま先部分に適切な余裕があるかを目で確認します。歩くために必要な余裕は、足の成長に伴い変化します。靴は「足の 実寸」に「歩くために必要な余裕(捨て寸)」をプラスした大きさがぴったりのサイズです。

捨寸目安

1歳〜3歳 12cm-14.9cm+0.7
4歳〜6歳 15cm-18.0cm+0.9

足元からの健康

土踏まずの形成時期にあるこども達には、適正な靴を用いて足の指をしっかり使いながら運動を行い、足のア ーチの発達を促進してほしいと願います。靴に対してすぐ「小さくなる」「もったいない」といった理由で、大きめのサイズを選んでしまうことや、いつの間にか小さくなっていることに気付かずにいる現状では、足の発達を阻害することは言うまでもありません。保護者様には今一度、お子さんの健やかなる成長・発育の為、足元から着目していただきたいと思います。

ページの一番上へ

×