正課体育指導

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ご意見・ギャラリーー OPINION/GALLERY ー

Q&A

運動神経は遺伝しますか?
運動を司る神経系のしくみの働きは遺伝します。

しかし、運動神経のよい悪いについては約10%程度と言われています。
つまり後天的な要因が約90%を占めると考えられます。
例えば、運動が好きな大人のいる家庭は、休みになれば自然に体を動かします。
楽しみながら運動に取り組む環境があれば、子どもも違和感無く運動に触れる機会が増え身についてきます。
自分で自らの力の高まりに気づけば更に意欲が湧き取り組みたくなる...また上手になる..次の行動へとつながる....といった後天的な環境が最も大きいと思われます。

オリンピックで活躍している人の多くは幼少期から運動種目を一つにしぼっているようです。やはり、早い段階から何かを習わせたほうがいいのでしょうか?
年齢や発達レベルにふさわしい運動を保護者がまず理解する必要があります。

適切な運動内容の順序は以下の流れです。

1.自分のからだを動かす(這う・転がる・歩く・走る・跳ぶ・泳ぐ 等)
2.ものを動かす(ボールを投げる・ボールを蹴る・バットを振る 等)
3.ものを使ってものを動かす(ボールをラケットで打つ・ボールをバットで打つ 等)

以上の内容を段階的に促し、人間として不可欠な基本的運動能力の発達こそが将来の可能性に光を当てる要因となることを覚えておいてください。

ただし、やりすぎはスポーツ障害につながる場合があります。
例えば、サッカーのやりすぎはヒザの関節を痛めたり(オスグッド病)、ボールの投げすぎヒジ関節や肩関節を痛めます(野球ヒジ・リトルリーグショルダー)特に、成長期の骨・関節の障害は、生涯にわたって残りやすいので、注意が必要です。

指導中の鉄棒の時間内で、逆上がりが出来ませんでした・・・
「逆上がり」を行うには『懸垂力』『支持力』『逆さ感覚』『回転感覚』を身に付ける必要があります。

段階的に、まず以下の運動で《感覚運動》の基盤を身に付けさせたいですね。

  • (1)順手でのぶら下がり

  • (2)ブタの丸焼き

  • (3)ツバメ

  • (4)布団干し

  • (5)足抜き回り

  • (6)前回り


上記の運動がスムーズに行えるようにはじめて、「逆上がり」へと移行していきましょう。
そのポイントは4つ
(1)肘を曲げて、体を鉄棒に引き寄せる
(2)足を前後に開き、地面を蹴って足を振り上げる
(3)鉄棒を引き付けるように腕とお腹に力を入れる
(4)最後まで肘を曲げ、体が鉄棒から離れないようにする


どういった単元で指導を進めてますか?
学年に応じた最終到達目標を設定し、系統化した内容でこども達の心身に偏りや負担が生じぬよう『広く・浅く・万遍なく』プログラミングしております。

単元展開の一例は、以下の流れです。

  • (1)ランニング

  • (2)準備体操

  • (3)徒手運動

  • (4)陸上運動

  • (5)主体運動

  • (6)鬼ごっこ

  • (7)整理体操


メインの主体運動にスムーズに取り組んでいけるよう、準備体操や徒手運動では導入として“動機づけ”に独創的な工夫を凝らしているのが当所の指導スタイルです。

体育クラブが初めてですが、大丈夫ですか?
心配はいりません。当所の体育クラブは運動の得意・不得意に関わらず、男女・年齢を問わず誰もが楽しめる内容になっています。

それは“遊び”の要素を大切にし、単一種目よりは様々な種目を体験し、体の使い方を自然に身に付けていける工夫が施されているからです。そのポイントは、こどもの主体性を引き出す【動機づけ】にあります。この時期は大人が考える以上に想像力に富み、イマジネーションをどこまでも広げていけます。つまり、こどもの≪感性≫を刺激する内容であれば、運動を意識せずに夢中に取り組んでいけるようになります。

体力・他のこどもたちについていけるか心配です。(厳しすぎたりしないですか?)
生涯にわたって健康な生活を送る為には、身体の体力と精神の体力を培う必要があります。

幼児期に大切なことは、「厳しさよりも楽しい【遊び】を活動の原動力とし、自然な形で体力向上を促進していくことにあります。遊びを楽しむためには体力が必要ですから、こどもにとって興味・関心をひく内容であれば積極的に走り、跳び、回り、かわす、その積み重ねで総合的な力が加わっていきます。
例えば、単元の終盤には『鬼ごっこ』を取り入れるようにしております。その理由は、鬼ごっこは遊びの王様と言われる程、運動量を確保できる種目だからです。疲れるのも忘れエネルギーを放出し走り回り、つかまえたり逃げたり友達を助けたりしながら豊かな動きを育んでいけます。そこに強制はなく、ナチュラル心の働きが表現されます。毎週、種類や内容も変化を加えていくので、飽きずに取り組んでいけますからどうぞご安心ください。

性格的に内向的で、上手に参加できるか心配です。
まず、自己主張できる場を設けてあげることが必要です。

体育クラブは集団活動ではありますが、一人ひとりの個性を尊重し、可能な限りこどもの自主性に任せるようにしています。少しでも踏み出せた時には結果を問わず、頑張ったことに共感し褒めることで、こどもも小さな自信が加わっていきます。また、人は生きていく為に他人との交わりは避けては通れません。心を豊かにしていくためにもこども同士で遊ぶ機会を多く持たせることも大切です。体育クラブは身体活動と精神活動、そして社会性を身に付ける為に必要な要素を満たしている活動の場ですから、お子様の成長を全力でサポートしてまいります。私たちにお任せください。

じっとしていられない。全体の輪を乱すのでは?
時と場合にもよりますが、輪からはみ出す“個性”もあります。

しかしながら、あまりにこだわりが強い、落ち着きがない、友達と遊べない、社会的なルールが守れないという傾向が著しい場合は発達障害の可能性があるのはご承知いただきたいと思います。気になる場合は、専門医に相談することをおすすめします。
発達障害がなくとも、「乱暴すぎる」「すぐに手が出てしまう」といったことで友達に迷惑をかけてしまったり、全体の輪を乱す場合には、指導者が真剣にこどもと向き合い、時には保護者とも話し合いを重ねながら、その根本的な要因を探っていきます。こども達が将来、社会に心身ともに健康的に適応していけるよう、じっくりと関わっていきますので、どうぞご安心ください。

他のクラブと何が違うの?
当所の基本理念はこどもの特性を熟慮し、技術的な追求をし過ぎない事に重きをおいています。

こども達は楽しさを味わう事で意欲が湧き出て好奇心が膨らみ、次への行動力とつながります。我々指導者は、クラブに参加する一人ひとりが自由な発想で主体的に運動に関わっていけるような導き方を常に心掛けております。その丁寧で地道なアプローチの繰り返しが、当所と他の団体との決定的な違いだと自負しております。